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虫と友達になった女の子

エコクラブ講師の白井です。 秋の稲刈りも終わると年の瀬まであとわずか。一年は本当に速く過ぎていきますね。 稲刈りをしている子どもたちを見ていると、初めて使う鎌の力加減や引き方など、次第に習得していく様子がよく分かります。子どもたちに技術を体験させること、大切ですね。それと、お米の生産現場である田んぼに入り、刈り取りをすることも“食”を子どもたちに自然と関連づけさせるためにも必要であると改めて感じました。稲の束を結ぶのは、「青空教室」の子どもたちもどうも苦手なようです。これはロープワークをもう少し「青空教室」でも教えていかなければ。課題が見えたことは1つの成果でした。   ビオトープでは嬉しい体験が。ザトウムシは小さな丸い体に8本脚の、クモのような不思議な虫。一番前の長~い脚を手で探るように動かしながら、前に進みます。私の服につけて体の上を自由に歩かせて、子どもたちに見せてあげました。「かわいいでしょー。服につけてみる?」と、一般参加の女の子に言うと、ちょっと考えて「うん!」とうなずきました。服につけてあげると、虫が服の上を顔の方に向かって移動していきます。ちょっと困った顔。「こうやってそーっと手で包むと、ほら、簡単に捕まえられるでしょ」。捕まえ方を教えると、もう服の上を自由に歩かせることができるようになりました。この女の子、ザトウムシを気に入ってしまい、一日服につけていました。   体験会が終わり、平針に帰ってきて、その女の子とお母さんが一緒にいたので「今日は虫とお友達になったね~」とお話をしたところ、お母さんは「えっ!! この子、虫が嫌いで触れないんですよ~」と、びっくり。「一日虫を服につけていたんですよー」とお話しすると、二度びっくり。 虫が嫌いで触れない女の子の苦手な心を、ザトウムシの不思議な姿と動きが溶かしてくれたのでしょうね。人に影響を与え、人を創っていく。これが自然の素晴らしさです。とっても嬉しくなってしまった活動でした。   ※ザトウムシとは?(ウィキペディアへリンクしています)